京都市-歴史
歴史
当初、京都市中心部は葛野郡(かどのぐん)に含まれていたが、1889年の市制施行により、京都市として分離独立する。
京都は、幕末の混乱で街の多くが焼けたのに加え、明治維新後に皇室・公家などが東京へ移り住んだため、一時急速な衰退を見せた。そのため、京都府知事(当初は、京都市長も兼任)などから産業の振興を呼びかける声が上がった。それに伴い、琵琶湖疏水といった疏水の建設と、疏水を用いた日本初の水力発電、更にその電力を用いた日本初の電車(路面電車)運転などが実施された。これらの先進的な施策は功を奏し、人口は明治時代中期以降しばらく、毎年一万の増加を見せるようになった。
明治から第二次大戦まで
1877年2月5日:神戸からの鉄道を延伸する形で、京都駅開業。
1879年:郡区町村編制法で京都府上京区、下京区成立。
1889年4月1日:市制施行で京都市となる。当時は上京区と下京区の範囲。市長は京都府知事が兼務。
1890年:琵琶湖疏水の第一期工事が完成。
1891年11月:琵琶湖疏水の水を用いて、日本初の水力発電所となる蹴上発電所が稼動開始。
1895年2月1日:日本初の路面電車として京都電気鉄道(後に京都市電となる)開業。
1897年:京都帝国大学(京都大学)創立。京都国立博物館開館。
1898年10月15日:市役所開庁。京都府知事による市長兼務が終了。
1929年:上京区から分離して左京区成立。下京区から分離して東山区成立。上京区と下京区から分離して中京区成立。紀伊郡伏見町が市制施行して伏見市成立。
1931年:伏見市と紀伊郡の1町6村、宇治郡の1村を合併し、伏見区として京都市に編入。葛野郡の1町9村を合併し、右京区として京都市に編入。紀伊郡の2村を合併し、下京区に編入。宇治郡山科町を合併し、東山区に編入。
1931年3月31日:京阪電気鉄道新京阪線(今の阪急電鉄京都線)の大宮乗り入れにより、近畿地方初の地下鉄道線開業。
1932年4月1日:日本初の都市トロリーバス(京都市営トロリーバス)が開業。
1945年1月16日: 米軍爆撃機B-29編隊が上空飛来のうえ市街爆撃。死者41人。
第二次大戦後
1955年:下京区から分離して南区成立。上京区から分離して北区成立。
1956年:政令指定都市に指定。
1964年10月1日:東海道新幹線京都駅開業(なおこの際、市民運動が起こった。)。
1969年10月1日:トロリーバス廃止。
1976年10月1日:東山区から分離して山科区成立。右京区から分離して西京区成立。
1978年10月1日:市電全廃。
1981年5月29日:市営地下鉄初の路線として、烏丸線が部分開業。
2005年4月1日:北桑田郡京北町を合併し、右京区に編入。

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